釣りの思い出

フィッシュハック ブログ

釣りの思い出

「小学生の頃の話です。毎年夏休みになると、父がキャンプに連れていってくれました。

郊外のキャンプ地でテントをはって、山に登って…

その中で何よりも楽しみにしていたのは、川で釣りをすることでした。


まず餌を事前に用意することから始まります。

川沿いに生えているイタドリという植物の中にいる虫、これが魚にとってのごちそうです。

イタドリをよく見ていると穴が空いているものがあって、それがあると中に虫がいることがわかります。

若いイタドリよりも、枯れかけてしなびたものに穴が空いていることが多く、私はそれを見つけるのが得意でした。


イタドリを割くのは父の役目。多い時は一本に5匹も6匹もいたりして、「よく見つけたな」なんて褒められたりもしました。


もともと父が釣り好きで、夏になると一人で朝早くに遠くの川まで釣りに行っていて。

釣れない日もありましたが、釣れた日はヤマメやニジマスをたくさん持ち帰ってきて…小さな私には、それがとてもすごいことのように感じて、わくわくして嬉しかったものです。

そして、釣れた魚を食べられることが嬉しくて仕方ありませんでした。

ヤマメは揚げて、ニジマスはバターで焼いて…

その美味しいこと美味しいこと!

その味に感動し、「私も釣ってみたい」と言ったのが一緒に釣りをするきっかけでした。


ゴムのつなぎを着て浅い川に入り、父に教えてもらいながら竿を振りました。

最初は思ったところに針を落とすだけで大変で、木に絡まってしまい泣きそうになったりもしました。


初めて魚が餌に食い付いたのを感じた時、びっくりして瞬間的に竿を引き上げてしまったのを覚えています。

それから、完全に魚が食べるのを意識して…待ちすぎて餌を完全に飲み込んだ状態になってしまいましたが、自分の手で釣り上げることができました。


初めて釣った魚は、小さな、普通なら逃がすぐらい小さなヤマメでした。

それでも偉業を達成したような感動がありました。



父も年をとり、釣りにいくことはなくなりました。

私も自分では行くことはなく、もう遠い昔の思い出になってしまいましたが、radikoを録音しながら本当に楽しかったなと時折想いを馳せます。

またいつか、釣りをしたいなあ。

このサイトはランサーズで募集した、「釣り」についての記事を掲載するサイトです。これから釣りを始める方すでに始めている方の参考になれば幸いです。